2016年には420万人の赤ちゃんが死んでる
質問です。
世界の人口のうち極度の貧困にある人の割合は、過去20年間でどう変わったでしょう?
1,約2倍になった
2,あまり変わってない
3,半分になった
私は2のあまり変わってないを選びました
正解は3,の半分になったです
日本でのこの質問の正答率は10%
これほど大きな世界の変化でさえ間違える
そもそも、世界の見えない部分については
初歩的なこんな事実でさえ知らない
この本はそんな世界の常識をデータと共に
見ていき、正しく世界を見れるになる本
先週くらいからの発売やけど
もう売り切れてる店もある
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恐らく今年の話題の一冊になる
この本を読んだら世界は平和で
ポジティブで幸せな気分になる
いかに、ニュースとかで悲観的に
操作されてたかがわかると思う
【内容】
2016年には420万人もの赤ちゃんが無くなった
これはユニセフによる調査で分かった
このような「比較対象がない数字」は
ニュースや慈善団体のチラシでよく見かける
世界で420万人の赤ちゃんの亡骸
想像できるだろうか?
しかも、ほとんどが簡単に
予防できる病気で亡くなった
冷静に考え前年と比べる
2015年は440万人であった
2014年は450万人
1950年は1440万人
当時は今より1000万人以上の多くの
赤ちゃんがなくなっていた
そして2016年は計測以来もっとも低い
人類は以前より多くの命を
救えるようになっている
このように数字を比べないと
それに気づくことすらできない
先進国と発展途上国
女性1人当たりの子供の数と
5歳まで生存する子供の割合
これは1965年のデータ
2017年のデータはこれであり
もはや先進国と発展途上国の隔たりは無い
先進国と発展途上国という呼び方
そのものが時代遅れである
いわゆる先進国と発展途上国と言われてた差はなくなってる、その概念すらもはや時代遅れ
製薬会社に対する偏見
製薬会社とユニセフは
10年契約を結んで薬を買い入れる
どの製薬会社にするかは競争入札
長期的に大量に買い入れてもらえれば
製薬会社にとってありがたいので、
入札価格はかなり割安になる
決まった製薬会社はスイスにあるとある小さな
家族経営の会社であった
ありえないほどの安値で入札しており、
1条あたりの値段が原料価格より安かった
このカラクリを実現できた理由は
金利であった
ユニセフから4日後に代金を支払ってくれ
原料の仕入れ先への振込は30日後
金が眠っている26日間で金利を稼ぐ
製薬会社も採算がとれる
製薬会社が違法な手段で利益を
出していたというイメージは違った
正しい見方をする方法
・悪いニュースは広がりやすい
・数字を比較しよう
・ゆっくりした変化でも変化していることを心に留める
などのルールを紹介している
【感想】
今まで色々本を読んできた
印税目当ての薄っぺらい本が多いのも事実
ただ、この本は1人の研究者が命をかけて
世界の正しい見方についての方法やデータが
事細かに書いてあり、とても為になった
数学や物理などの学問で学んだ事は
変わらないことが多い
例えば1+1はずっと2であるように
ただ、世界についての情勢は
日々変わり続けており、
良い方向に向かってる
世界についての最新の知識が得られ
情報に左右されない方法も書いてる
アフリカは貧しい地域である
俺はずっとそう思っていたけど
アフリカも成長しておりイメージより
ずっとみんな幸せに暮らしいているように
今まで外側の世界については
悲観的に見ていたがこの本で
考え方が変わった
ニュースで報道される悲しい事件の中に
埋もれてしまっていて気付かないが
世界は良い方向に着実と向かってる
これはみんな読むべし!
世界についての最新の知識が得られる
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それでは、また明日!