やまげんの心の本棚増築中

本を読みたいけど読む時間がない、そんな人へ向けた読んだ気になるブログ

仕事は楽しいかね?

 

 

ども、今日は仕事観についての本

 

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 



【内容】

 

この本は発明家、起業家として

巨万の富を築いていた老人と

今の仕事に不満を持っている男性の

対話形式で進んでいく

 

なので、話の中で

面白いと思ったものを

抜粋して載せていきます

 

出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。 本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。(amazon 商品説明より抜粋)

 

 

明日は今日と違う自分になる 

 

頭のいい人がする一番愚かな質問は

『あなたは五年後に、どんな

地位についていたいですか 』

というものだ 。

 

 どんな地位についていたいか

なんて質問は 、大嫌いなんだ

 

僕はこの先 、いまとは違う人間に

なっていこうと思っている 。だけど

いまから五年後に 〈どんな人間に 〉

なっていたいかなんてわからないし

〈どんな地位に 〉ついていたいか

なんて、なおのことわからないよ

 

僕が唯一持っている目標はこれだ

〝明日は今日と違う自分になる 〟

 

 

必要は発明の母かもしれない

だけど 、偶然は発明の父

 

コカコーラは薬屋のスタッフが

シロップ状の頭痛薬を

頭が痛くないのに美味しいからと

水に割って飲んでのが始まり

 

リーバイスは鉱夫に必需品を売り

一発当てようとしたリーバイス

唯一売れなかった帆の布を加工して

ズボンとして販売したことが始まり

 

人生は進化だ 。そして進化の

素晴らしいところは

最終的にどこに行き着くか

まったくわからないところなんだ

 

 

成功とは右に倣えをしないこと

 

小説を研究しても小説家に

なれないように 、成功を

研究しても成功は手に入らない

 

みんな成功した人の右に倣えを

しようとするけど、成功する

というのはね 、右に倣えをしない

っていうことなんだ 

 

こう表現しておこう

ピカソの絵の写真を切り抜いて

コピ ー機にかけても

ピカソにはなれない

 

 

現実的に何かを達成するのは

宝くじに似ている

 

まず有能で勤勉であることに

よってくじを買う。そして

多くの人が一つのチャンスを

手に入れ、十分の一の確率にける

 

僕はね 、どうすれば何度も

何度もくじを買えるか

そして確率を十分の二に

引きあげられるか。それを

きみに教えてあげたい

 

多くの人は一つの職業を選び

期待される仕事をしその業界で

成功している人たちのように

なろうとする

 

その結果だれもが、ほかの

みんながしているのと

同じことをすることになる

 

斬新で素晴らしいアイデア

出てくれば、みんながそれに

飛びつく 。だれも彼もがだ 。

 

そういう人たち一人ひとりに

何が起きていると思う?

彼らはね 、他人を凌駕する

人材になろうとしているけど

それを他人と同じような人間に

なることで達成しようとしている

 

他人を凌ぐ人物になるための

二つのルールを示してくれた

 

 一つは〝適切な時 〟とか

〝完璧な機会 〟なんてものは

ないということ 。この場で

ただちに、始めるということ

 

もう一つはパッと浮かぶ考えは

たいてい使い古されたものだし

パッと浮かんだわけではない

考えの多くもやっぱり

使い古されたものだということ

 

とどのつまりはこういうことだ

一か八かのけをしないなら

チャンスなど一つもない 

 

ある事柄が完璧だと

決め込んでしまったら

その事柄はそれ以上よくならず

ライバルに追い抜かれるのを

ただ待つだけだ

 

その結果言えるのは

完璧とはダメになる

過程の第一段階ってこと

 

本当の達成というのは 

あるべき状態より良くあること

 

 

試すことに失敗はない

 

何かをやってみて

それがろくでもないアイデアだと

わかったとき、もとの場所に

戻ることは絶対にない

必ず何かを学ぶからだ

 

 

ホーソーン効果

 

工場の生産高はどんな変化が

原因で増減するのかを

突きとめる実験だった

 

しかし、リサーチした人々が

驚いたのは、変化するものが

何であれ生産高が増したこと

 

リサーチが行われるというだけで

普段より業績をあげてしまう

 

ホーソーン効果は、被験者の

意識のあり方によって正しい

リサ ーチができなくなる例として

取りあげられることが多い

 

この実験で学ぶべきことはね

あらゆるものを変えて

さらにもう一度変えること

 

 

【感想】

 

5年後の自分はどうなってますか?

 

そんなことは分かるわけ無い

 

大事なのは、明日の自分は

今日と違う自分になること

 

完全に同意

 

今から5年前の自分が

今の自分を想像できてないのと同様に

そんな先のことなんて分かるわけない

 

大事なのは1日をしっかり生きること

それしかない、それだけで精一杯だ

 

 

ホーソーン効果で著者が

伝えたかったことは

 

被験者の意識が変化をすることで

工場の生産性が30%上がることは

個人でも同じことで、自分が

変化をし続けたら、個人の

生産性もあがるってことやと思う

 

 

試すことに失敗はない

ってのは本当にそうやと思う

 

失敗したと言う経験は

解釈次第で成功に変わると思う

 

例えば、こんな会社で

働きたくないって

思ったとすると、そこで

就活失敗したと思うんじゃなくて

なんでこの会社が嫌なのか

この仕事は向いてない

 

って分かったとしたら

次の仕事を探す自分の基準が

できると思う、それは

失敗じゃなくて成功やと思う

 

失敗したと言う経験も

解釈次第で成功に変換できる

 

 

完璧は失敗の第1段階とのこと

これは向上心が必要ってことかなと

 

っていうか、完璧なもの

って存在してなくて

あの、イチローですら自分で

僕なんてまだまだと言ってる程

 

要するに完璧と思った時点で

成長が止まり変化できずに

取り残されていくってことかと

 

ウォルトディズニーの名言で

“現状維持では後退するばかりだ”

ってのもこれと似ている

 

 

正直、この本は一回では

内容が理解できない

 

優しい内容やけど腑に落ちない

もどかしい感じになった

 

これは、何回も読み直して

気付ける部分が多々あるのかなと

 

なので、またいつか読むことにする

 

ではまた明日!

仕事は楽しいかね? (きこ書房)