やまげんの心の本棚増築中

本を読みたいけど読む時間がない、そんな人へ向けた読んだ気になるブログ

論語

 

ども、今日は「論語

メンズリゼで脱毛については以下のブログで解説してます。

https://yamagenblog.com/

論語物語 (講談社学術文庫)

論語物語 (講談社学術文庫)

 

 

そもそも、論語とは?

 

論語』という本は

孔子自信によって

書かれたものではない


孔子とその弟子たちのやりとりを

孔子の死後に弟子たちが

まとめた言行録です

 

昔の名言集みたいな感じ

聖書と同じように

ストーリー形式の名言集

 

孟子』『大学』『中庸』

とあわせて儒教の「四書」の1つ

 

 

論語で「先生」として

登場する孔子とはどんな人?

 

高い身分の家庭にうまれた

訳ではなく、特別な教育を

受けた訳でもないと言われてる

 

 

貧富を超越する

 

貧富に処する最高の道は

結局貧富を超越するところにある 

 

君が、へつらうまいとか

驕るまいとか苦心するのもつまり

貧富を気にし過ぎるからのことじゃ 

貧富を気にし過ぎると

自然それによって 、他人と自分とを

比べて見たくなる 。比べた結果が

へつらい心や驕り心を生み出す 

 

そこで 、それを征服するために

苦心しなければならない

ということになるのじゃ

 

——————感想————————

 

貧富や格差を克服するためには

その概念を超越しないといけない

 

自分は日本という比較的恵まれた国に

住んでるけど、貧困地域に住んでる

人たちを見下さないようにしよう

と思ってるけど、その心自体が

貧富や格差の概念に囚われてる

 

驕らないように、そう思ってる

時点で驕ってることを認めてる

 

・多様性を認める社会を目指す

ということがありきたりで単調

 

・他の人と違うことをしたいからと

インドに旅行行くことが

みんなと同じことをしてる

 

なんか、こういうのと似てる

 

その概念に囚われないように

意識してる時点で囚われてる

 

本当の意味での

概念に囚われないとは

無意識の中にあるのかな

 

—-———————————————

 

 

学ぶことと考えること

 

学問に大切なことは

学ぶことと考えることだ

 

学んだだけで考えないと

道理の中心が掴めない 

 

むろん考えただけで

学ばないのもいけない

自分の主観だけに捉われて

先人の教えを無視するのは

丁度一本橋を渡るように危いこと

 

学びつつ考え 、考えつつ学ぶ

これが学問の要諦だ

 

——————-感想———————-

 

んー、深い!

 

学びと考え

そのどちらも欠かすことができない

 

学びだけでは道理の中心がつかめない

というのは生き字引みたいな人のことかな

 

今の時代は調べれば何でも分かる

その中で知識があることの価値は

低くなってきている

 

その逆で考えただけでは

主観に囚われて変な方向に行く

 

これは地図を持たないで

歩くようなものかなと

 

ある程度の道標がないと

山を目指してるのに気付いたら

海についてしまうようなことかと

 

インターネットの発達で

知識の方が低くなってきていて

その中で重要なのは

「創造性」やら「発想力」

 

それらは、学びと考え

どちらも必要なのかなと

 

———————————————

 

何を知り何を知らないか

 

自分は真に何を知っているのか

また何を知らないのかそれらを

つつましい心で十分に反省して

知っていることを知っているとし

知らないことを知らないとする

 

そうした自他を偽らない至純な

気持になってこそ 、知は進むのだ

 

要するに 、知は他人に

示すためのものではない

それは自分の生命を

向上せしむる力なのだ 

 

——————-感想——————-

 

これはソクラテス無知の知

に近いようなことかな

 

真の知に至る出発点は

無知を自覚することにある

 

人間が知に至る過程

 

1.知らないことを知らない

2.知らないことを知っている

3.知っていることを知っている

4.知っていることを知らない

 

例えば英単語のignoranceだと

1.ignorance自体を知らない

2.ignoranceは聞いたことあるが知らない

3.ignoranceについて調べ知識を持ってる

4.無意識にignoranceが出てくる

 

最後に俺の好きな英語のことわざ

 

ignorance is not not to know

it is not to try to know

(無知とは知らないことではない

無知とは知ろうとしないとかである)

 

論語物語 (講談社学術文庫)

論語物語 (講談社学術文庫)

 

 

 

それではまた明日!