やまげんの心の本棚増築中

本を読みたいけど読む時間がない、そんな人へ向けた読んだ気になるブログ

うまい説明は型を知れば簡単に出来る

 

おはようございます!

東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる

 

今日は東大院生が開発した

うまく説明するための型の

ノウハウが書いてる本の紹介

 

 

・自分の知識をうまく説明できない

・話がわかりにくいと言われる

・で、結局何が言いたいの?と言われる

・わかりやすい説明をしたい

・惹きつけるような話をしたい

・人に教えることが多い

 

そんな人向け

 

 

【内容】

 

知識レベルと説明レベルは別のもの

 

自分自身の知識レベルや理解度が

ある水準に達しているからといって 

相手にしっかりわかってもらえる

説明ができるというわけではない

 

相手にしっかり理解してもらうために

説明ができるというのは 

自分の学力と別次元である

 

自分の知識や理解度が上がれば上がるほど

相手のレベルから遠ざかってしまい

より一層のレベルのギャップができてしまう

 

 

 

理解の階段を作ってあげる

 

風が吹けば桶屋が儲かる仕組み

 

「風が吹くこと 」と 「桶屋が儲かること 」の

〝つながり 〟がまったくみえない

 

これを次のように説明したらどうでしょうか 

 

S t e p 1   風が吹くと土ぼこりが立ちます

 

S t e p 2   土ぼこりが目に入って

視力の悪い人が増えます

 

S t e p 3   視力の悪い人は三味線を買います

(当時 、視力の悪い人が就ける職業に由来 )

 

S t e p 4   三味線に必要なネコの皮が必要になり 、ネコの捕獲が行われます

 

S t e p 5ネコが減れば 、ネズミが増えます

 

S t e p 6ネズミが増えれば 、桶がかじられます

 

S t e p 7桶がこわれることで 、桶の需要が増え 、桶屋が儲かります

 

このように 、 「風が吹くこと 」と

「桶屋が儲かること 」のあいだを

いくつかのステップに刻んであげることで 、

その 〝つながり 〟がみえてくる

 

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わかってもらう説明の黄金フォーマット

 

それが「I K P O L E T法」

 

S t e p 1興味をひく ( I n t e r e s t )

S t e p 2聴き手のもっている知識や認識にアクセスする ( K n o w l e d g e )

S t e p 3目的を示す ( P u r p o s e )

S t e p 4大枠を見せる ( O u t l i n e )

S t e p 5つなげる ( L i n k )

S t e p 6具体化 、事例 、証拠を示す

( E m b o d i m e n t , E x a m p l e , E v i d e n c e )

S t e p 7転移 ( T r a n s f e r )

 

 

Interest:興味を引く


聞き手の意識を180度変えて

こちらを向いてもらう所から始める


「ここは絶対に入試ででるところで・・・」


自分の説明を聴いてもらうには

目に見えるニンジンをぶら下げるような

言葉も極めて重要


 
Knowledge:聞き手の持っている知識や認識にアクセスする


本当の頭のいい説明とは
どんなレベルの内容も

理解させることがでてしまうもの


・小中学生でもわかる言葉


・専門用語や業界用語を使う時は、

一文に一ワードだけ


・専門用語や業界用語を

使ったときは注釈を入れる


つまり、相手のレベルに合わせて説明をする

 

 

Purpose:目的を示す


「あなたが今やっているスキルトレーニングは、

〇〇ができるようになるためなんだよ」


目的を知った結果、

その行動の理解が格段に深まる

 

 

Outline:大枠を見せる


「今から、〇〇についてお話しますね」


「今話している〇〇って、

実は全体の中のここら辺のところの話なんだ」


全体を俯瞰して説明をする

 

 

Link:つなげる


「実は、これとこれって、

こんな関係があるんだけど、知っていた?」


人は本能的に、関連付けたがる生き物

 

1:原因と結果「因果関係」


2:AのしくみはBである「メカニズム」


3:ばらばらの物をあるルールでまとめる「帰納法


4:外堀を埋める「周辺知識」


大きく4タイプにLinkのタイプはわかれる

 


 

Embodiment:具体化


漠然としていることを、

イメージが湧くレベルにまで落とし込む

 


Example:事例


「たとえば・・」
レミングの法則は

具体的にいうとリニアモーターカー

 


Evidence:証拠


公的機関が出しているデータ
自分の実体験や現場の情報
 


Transfer:転移


すでにみにつけた知識や考え方を、
他のシチュエーションで適宜使うことが出来る

 

 

【感想】

 

ノウハウはいろんな本で書いてるのと同じ

 

ただ、著者は塾講師なので例え話が

勉強の話が多くわかりやすかった

 

レミングな法則は

リニアモーターで応用されてるとか

 

こういう本はプレゼンでうまく話すため向けが多いから例え話もビジネスの話になりがちやけど

これは俺でも親しみが持てる

具体例が多くて腑に落ちやすかった

  

 

今日のブログのタイトルもこの本を参考に

タイトルつけてみてんけどどうやったやろか?

東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる

 

それではまた明日!