やまげんの心の本棚増築中

本を読みたいけど読む時間がない、そんな人へ向けた読んだ気になるブログ

最貧困女子とは

 

働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。

中でも10~20代女性を特に

「貧困女子」と呼んでいる

 

その「最貧困女子」の問題や生活についての本

最貧困女子 (幻冬舎新書)

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読むのが辛くなる場面もあり

色々と考えさせられる本です

 

【内容】

働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10~20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度)という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。可視化されにくい彼女らの抱えた苦しみや痛みを、最底辺フィールドワーカーが活写、問題をえぐり出す!

 

というのが本の紹介文です

 

 

最貧困になる無縁と障害

 

貧困には低所得と3つの無縁と

3つの障害から陥ると考えている

 

3つの無縁は家族、地域、制度

3つの障害は精神、発達、知的

 

 

家出少女がサックスワーカーに吸収される過程

 

家出というより逃亡したあと街角に

居座っていると売春目的やスカウトで

声かけられる

こんなところいたら補導されるよ、と


売春目的•宿も手に入れれるがその日限り

 

風俗嬢•優しいが養うことはなく

今後は家賃などを要求してくる


スカウト•リスクのある先行投資として

恋人になり援デリを紹介させる

そして18歳なったら風俗嬢としてなど

 


抜け出す方法

 

容姿がよければ同棲、夜の仕事

賢ければ援デリ経営

 

これになれない最底辺になる

いわする「最貧困女子」である

 

そこでの売春は激安で普通の店では

できないような行為を望む人たちが集まる

 

なので、彼女たちはゴミのように扱われる

 

【感想】

 

とりあえず話が重い

著者は実際にインタビューして

実際の事例を紹介していくスタイル

 

風俗嬢としても雇われない容姿の女性が

出会い系サイトで一回5000円で体を売り

誰の子かわからない子供2人を育てている

 

そんな話がいっぱいあり、しんどかった

 

貧困の3つの条件   家族、地域、制度

貧困の3つの障害   精神、発達、知的

 

これに恵まれていない人が「最貧困女子」となる

 

この法則は今は普通に生活できている人にも

何かきっかけがあれば起こりうることで

他人事ではないと思った

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分量は少ないが疲れる